「文昇問題 其の一」

駐車禁止の段

 

私が100% 悪いと、認めます。認めた上で、言わせていただきたい。「あれは、国家権力による弾圧だ。あの駐車禁止は、絶対に納得いかない」。
大阪市内では、青空の駐車場でも結構な借り賃がかかる。そこでちょっとでも安い所をと、探している内に、どんどん自宅のマンションから離れていってしまった。自家用車を取りに行くのに、自転車で駐車場まで行くことになってしまった。地下鉄の最寄り駅の方が近く、駅へは歩いて行く。これを本末転倒というのか。
その日は、どうしても降ろさなくてはならない重い荷物があった。自宅には誰もいず、仕方なしに、自宅近くの交通量の少ない道路に路上駐車をし、荷物を降ろし、5分ほどで戻った。すると、フロントガラスに駐車禁止のステッカーが貼ってあった。警官ではなく、自転車に乗ったおっさん達が貼ったようだ。時間を見ると、私が車を離れた時刻だった。ということは、車を離れるのを陰で見ていたのか。お前らは「家政婦は見た!」か。後日、1万8千円の振込用紙が送られてきた。5分で、1万8千円!! 
今度から、荷物を下ろす時は、5千円で人を3人雇ってやる。

                                          <2009・3月>