「明治のハイレモン」と「コリスのフエガム」

 

明治のハイレモンとコリスのフエガムは同じような立体パズルの付録が付いています。
どちらも9種類の動物の3Dパズルがあります。
この2つは同じようなものですが、微妙な違いがあります。
どこが同じで、どこが違うかをまとめて見たいと思います。
明治のハイレモンのペンギンを組み立てたところです。
上がコリスのフエガムで下が明治のハイレモンです。
まず、入っている入れ物の大きさが違うので、フエガムは1枚ですが、ハイレモンは
3枚に分かれています。合わせた大きさもフエガムの方が少し大きいです。
そのためそれぞれの図柄は同じですが、下のハイレモンの方が一部斜めに配置されています。
(親ペンギンの胴体と尻尾部分)
それと、スペースの関係からか上のフエガムの方には文字と完成図が入っています。
背景の色は下のハイレモンの方が鮮やかです。白い斑点(雪?)もハイレモンの方がぼかしが
強いです。
ペンギン部分の印刷は同じ版下なのでしょう。細かい部分まで同じです。
反対側ですが、ここで驚くべき発見がありました。
下の写真の左下を見てください。
子ペンギンのフリッパー部分のパーツですが、フエガムの方は裏も表も真ん中が白です。
下のハイレモンの方は真ん中が白と灰色の裏表です。
この子ペンギンを組み立てると下の写真のようになります。(これはハイレモンの方)
うーーーむ、左右のフリッパーの間の色が白の方がいいか、それともこの写真のように
灰色の方がいいかは、この完成図からは難しい判断ですが、
私はやはり灰色の方が自然だと思うのですが。
元々こんな子ペンギンはいないし、胴体の白と黒の境とフリッパーの位置関係がおかしいから
こんなことになってしまったんでしょうが、以上のことから考えられるのは
ハイレモンの方が後で作成された物ではないかと言うことです。
そのため小さいスペースに無理やり押し込め、おかしかったところを少し修正して作ったのでしょう。
どなたかこの問題に詳しい方教えてください。